本のヒゲブログ

Salesforceエンジニアの書評 1記事1000文字以内で書きます

「ダークサイド・スキル」を読んだ。

f:id:hiro610213higeway:20170807221723j:plain 週間ダイヤモンドの書評欄に載っていて、「ダークサイド・スキル」のタイトルが目を引きました。一体どんなダークな本なのか…

全体的な感想

ロジカルシンキングやプレゼン力などのスキルを「ブライトサイド・スキル」と呼び、
人・組織・会社を動かすスキルなどを「ダークサイド・スキル」と呼びます。

本書はこのダークサイド・スキルを用いてミドルリーダとしてビジネスに立ち向かうための7つの技が書かれております。

以下7つが本書で定義されているダークサイド・スキルです。

  1. 思うように上司を操れ
  2. KYな奴を優先しろ
  3. 「使えるやつ」を手なずけろ
  4. 堂々と嫌われろ
  5. 煩悩に溺れず、欲に溺れろ
  6. 踏み絵からにげるな
  7. 部下に使われて、使いこなせ

印象的な文章

人は偉くなると「アイ・ドント・ノウ」と言いづらくなってくる。偉くなるほど、我が身可愛さもあって、「知らない」「教えて」とは言えなくなってくるものだが、彼女はそこを割り切った。ついたあだ名が「マスター・オブ「アイ・ドント・ノウ」」使える人はなんでも使い、徹底的にパクって結果を出したのである。
P 085参照

こちらは7つのスキルの3番「使えるやつ」を手なずけろ。の中に記述されている文章です。
何でもかんでも自分でやろうとするリーダの方をよく見かけますが、
そうではなく、他人に任せられるところは他人に任せましょうと言う考えです。

全て自分でやろうとすると時間も労力もかかります。「使えるやつ」というと呼び方が悪いですが、よく言うとその分野において信頼できる部下たちの力を集結し、それを上手く捌くスキルがミドルリーダには必要なのだと考えます。

最後に

以下の文章はダークサイド・スキルに関してではなく、
最終章で良品計画松井忠三さんが対談の中で語っていた言葉です。

意識は行動を変えないと変わりません。意識を変えてから行動が変わるのではなく、行動を変えることで意識を変えるのです。この順番は逆ではいけない。

「これからxxxをがんばる」など、将来に向けて意気込んでいる人をよく見かけますが、
そうではなく、まず行動で示せ。というメッセージが刺さりました。

意識は過去の物事を元に体に染み付いているものだから、
矯正するにはまず体を使い行動で示し、その後意識を徐々に変えていかないといけない、と言うのは一理あります。