本のヒゲブログ

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「マネージャーの最も大切な仕事」を読んだ

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感想

669人のマネージャに調査したアンケート結果で「進捗の支援」が大切といった人は5%しかいなかった。

著者はマネージャがどのような仕事を行えば、チームメンバーや部下、ひいては会社全体のモチベーションを向上させられるか。ということを3つの業界、7つの企業,26チームにアンケートを行い、その結果から「進捗の支援」が一番大切だということを突き止めました。

人の管理の仕方というよりは人をどう支援するか。という所に焦点を置いているので、いままでのマネージメント系の本とは少し色が違う印象です。

印象的な文章

小さな勝利にはしばしば驚くほど強くポジティブな効果があり、小さな敗北には驚くほど強くネガティブな効果があった P.126

本著のすごいところは約1万2000個もの日誌を集め35年間かけて研究した結果という点です。そこから様々な答えを導き出しています。

上記引用はその日誌から見つけた点となります。仕事がうまく進捗(小さな勝利)している時がポジティブな内容が特に多く、逆に、仕事でミスや障害があった場合(小さな敗北)はネガティブな内容が特に多いと述べています。

ポジティブな感情は仕事へのコミット(創造性と生産性の向上)、となり、仲間とのコミュニケーションも円滑になる。社員に対する心理的支援は会社の支援にもつながるということになりますね。

この「ポジティブな感情を生む要因」が他のなによりも「進捗」ということが判明したことから、「進捗の支援」を行いしましょう。というお話だと考えます。

最後に

マネージャである人もそうでない方も、本書を取り、「進捗の力」に目を向けて見てはいかがでしょうか。以下のボリューミーな研究結果が2000円で読めますよ。

  • 本書の日誌作成に携わった人数は述べ238名。
  • 35年の研究結果
  • 日誌数1万1637(実値)
  • 669名のマネージャへのモチベーションの重要項目の意識調査